NEWS 過去のお知らせ

2021年01月06日 藤本壮介氏設計《ハンガリー音楽の家》
匿名建築デザインコンペで168のプロジェクトから選ばれた藤本氏設計の《ハンガリー音楽の家》。ヴァーロシュリゲト（市民公園）内に金色に浮かび上がるこの会館は、完成前から国際的に高い評価を受け、注目を集めています。
https://mag.tecture.jp/culture/20211027-43102/

２０２２年１月末のオープニングに先立ち、リスト音楽院時代の恩師でもある、館長バッタ・アンドラーシュ氏に最終的な内装工事に入った館内を案内して頂きながら、お話を伺いました。

「野外ステージを横目に入口を入ると広々としたエントランスホールになっています。螺旋階段を上がった中2階にはカフェ。エントランスホール、Shop、カフェへの入場は無料ですので、市民公園に張り出したカフェのテラスで一息つきながら、この藤本さんが設計して下さった素晴らしい建物を楽しめます。

さて、会館には大きな３つの音楽的要素が各階ごとに盛り込まれていますが、一階は生の音楽と触れ合う場です。大小２つのホールがあり、クラシック音楽だけではなく、色々なジャンルのコンサートに対応できる設計になっています。そしてご覧の通り市民公園の自然が見渡せるガラス張りのホールです。音響が心配されましたが、日本の永田音響設計さんがその懸念を解決してくれました。ピアノもヤマハを2台選びましたよ。

そして地下は時間を超えた音の体験の場。常設展示と仮設展示、サウンドドームがあります。常設展示はヨーロッパとハンガリー音楽の歴史をイヤフォンとバーチャルで旅するテーマパークになっていて、家族連れや若者も楽しめます。ハンガリー人の一生の歩みに寄り添う民族音楽　〜子守唄、クリスマスや復活祭の歌、結婚式、誕生日、嘆きの歌などなど〜、民族ダンス、そして単旋律から発展していく教会音楽などに、時の迷路を散歩しながら触れていきます。

サウンドドームは1970年の大阪万博で活躍したEötvös Péter氏の案。作曲家そして指揮者のEätvös氏は、大阪万博の西ドイツ館にあったサウンドドームに、シュトックハウゼンのアシスタントとして参加していました。音楽の家のサウンドドームでは、特殊カメラで撮影した映像を360度のスクリーンを見ながら、例えば森やどうくつ、教会ドームの真ん中に立っている様なあらゆる角度から降り注ぐ音や音楽を体験できます。

そして最上階はハンガリーが力を入れている音楽教育の場です。デジタルライブラリーがあり、ライトウェルと呼ばれる屋根の窓から差し込む自然光の中で、子供達と大学生達が触れ合いながら音楽を学びます。藤本さんはデザインの際、リスト音楽院などハンガリーの古い建築物を見学してインスピレーションを得たと仰っていますが、この音楽の家の金色に輝く天井に散られられた葉っぱのモチーフや、音のウェイブのイメージから、今度は子供や学生たちが多くのインスピレーションを受けることでしょう。

コダーイの「音楽はすべての人のもの」と言う言葉通り、ここではジャンルを問わず誰でも音楽を身近に楽しむことができ、ハンガリーでは例のない文化施設です。

市民公園はLiget Budapest プロジェクトとして、近年音楽の家をはじめ新民族博物館など、更に充実した博物館地区となっています。友好協会の皆様と新しいブダペストのランドマーク《ハンガリー音楽の家》でお目にかかれるのを楽しみにしています。」

音楽の家ホームページ
https://zenehaza.com/
   
2021年01月06日 イベントページにオペレッタ公演「ローベルト・シュトルツの青春」を掲載しました。
   
2021年12月22日 師走も後半になり急速に忙しさが増してきました。

Budapestのクリスマスの写真を、ザルツブルクにいらっしゃる音楽家の萩原さんが送ってくださいました。コロナでなかなかハンガリーにも行けませんが、ブダペシュトペシュトのクリスマスを、綺麗なお写真でお楽しみください。(写真クリックで拡大表示されます)
   
2021年12月22日 日本ハンガリー友好協会の顧問をされている、福井直敬様（武蔵野音楽大学理事長）が、ハンガリー政府から今年12月に叙勲されました。おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。
   
2021年10月5日 ハンガリーへの誘い（4つの写真展）このほど、「リスト・ハンガリー文化センター東京」のナジ・アニタ所長からハンガリーへの誘い、の案内を頂きました。皆様へお知らせ致します。（詳細は当サイトのイベント項目をご覧ください）
   
2021年9月11日 役員紹介ページを更新いたしました。
   
2021年9月01日 会員向け情報ページにハンガリー友好協会が後援するリスト音楽院フェスティバル2021（2021年10月3日開催）の情報、ハンガリーに関する新しい書籍の紹介を掲載しました。
   
2021年7月29日 ハンガリー・水泳代表チーム、郡山で事前合宿スタート
　東京五輪に出場するハンガリーの水泳代表チームの事前合宿が１０日、郡山市の郡山しんきん開成山プールと宝来屋郡山総合体育館で始まった。
　チームはコーチらを含め５２人で３陣に分けて来日する。この日は第１陣となる選手３人とスタッフ３人の計６人が同プールを訪れた。
　市職員らが、ハンガリー語で「ようこそ郡山へ！私たちが全力でサポートします」と書かれた横断幕で選手らを出迎えた。品川萬里市長が「ベストスコアを出せるよう市民を挙げて応援する」と激励。２０１７年世界水泳男子４００メートルリレーで銅メダルを獲得したボハス・リハールド選手が「温かく歓迎してくれてありがとう」と感謝の言葉を述べた。
　　　　　　
   
2021年6月29日 　ハンガリーオリンピック選手来日に際し、ハンガリー文化センターで「TOKYO
1964　ハンガリー選手団追憶展」開催中。
　今回来日のハンガリー選手団への、寄せ書きコーナーあり。是非この機会に訪れてみてください。7月12日まで。（PDFファイル）

　　

＜オリンピック・ハンガリー選手　応援の寄せ書きのお願い＞
ハンガリー友好協会、またハンガリーを愛好し協力をお考えのすべての皆様にお願いです。寄せ書きにご協力ください。

ハンガリー文化センターのナジ・アニタ様より以下の依頼がありました。

１．オリンピックに参加するハンガリー選手を応援したいが、選手たちは選手村を出ることができず、応援する人達と会うことができません。
２．ハンガリー大使館としては関係団体に声を掛け、「応援の寄せ書き」を送ることとしました。ついては、日本ハンガリー友好協会にも寄せ書きへの御協力をお願いしたく存じます。
３．現状では、会員が一堂に会する機会もない状況ですので、ハンガリー文化センターに色紙を置き、希望する友好協会の皆様に寄せ書きをお願いしたいとのことです。

　　場所　　：ハンガリー文化センター
　　　　　　　港区麻布十番3−8−1
　　　　　　　1階に案内板を置くとのこと
　　時間　　：10：00〜17：00
　　期間　　：6月29日（火）〜7月12日（月）
　　　　　　　7月13日にハンガリー選手が滞在する
　　　　　　　選手村へ送るとのことです。

　御協力頂ける方は、7月12日までに寄せ書きに記入すべく、ハンガリー文化センターにお越しいただければ幸いです。
　或いは、地方の支部で、東京に来るのがままならない方々の場合、地域レベルで寄せ書きを作っていただき、7月11日必着で、上記ハンガリー文化センターに送っていただけますでしょうか。
　あまりバラバラでもとは思いますので、お一人だけの寄せ書きはご遠慮いただき、できるだけ数名以上で作っていただければ幸いに存じます。
　どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。
   
2021年3月20日 ハンガリー友好協会が後援する「山本絵里ピアノリサイタル」が2021年3月20日に開催されます。詳しくはこちら(山本絵里公式サイト)のご案内をご覧ください（案内チラシ1、案内チラシ2）。
   
2020年12月23日 　　
ハンガリー人でザルツブルク大聖堂の楽長のツィフラ•ヤーノシュ氏にメッセージを戴いてきました。詳しくはこちらをご覧ください。
   
2020年12月23日 ＜ファイザー社のワクチンは、ハンガリー人女性が開発！＞
いま世界中で話題になっている、ファイザー社の世界最初に接種され始めているワクチン、ハンガリー人女性が開発したものだそうです。さすがハンガリー人です！85年に、アメリカに移住したようです。
https://nypost.com/2020/12/05/this-scientists-decades-of-mrna-research-led-to-covid-vaccines/
アメリカで話題になっているそうです。おそらくノーベル賞級の仕事かも、とも言われています。
@DanKomaromi　　11月29日
The Nobel Prize for Medicine should go to Katalin Karikó, the Hungarian pioneer of the mRNA vaccine. “For more than four decades .. Despite demotions, countless grant rejections and, at points, deep scepticism from fellow scientists, she ploughed on.”
ハンガリー人の女性の開発、というのも素晴らしいですね！　40年間、助成金に落ち続けても頑張って確信をもって仕事をして最後にここにたどり着いた、というのもすごいです。
Katalin Karitó, 娘さんは2012年オリンピック金メダリストのようです。天才家系ですね！　世界の未来のために、Congratulation！
https://www.businessinsider.com/mrna-vaccine-pfizer-moderna-coronavirus-2020-12?amp=&__twitter_impression=true&s=09
   
2020年12月12日 パラノビチ・ノルバート駐日ハンガリー大使よりご挨拶をいただきました。
   
2020年12月06日 河野会長のご挨拶を更新いたしました。
ピアニストの谷本聡子さんが札幌芸術賞を受賞しました（外部リンク１、２、３）。
チェリストの水野優也さんが第89回日本音楽コンクールチェロ部門で優勝し、併せて岩谷賞（聴衆賞）、増沢賞、徳永賞、黒柳賞を受賞されました（外部リンク）。
バイオリニストで作曲家の山内達哉さんよりメッセージをいただきました。
   
2020年11月08日 役員名簿、会員向け情報（映画紹介）を更新いたしました。
   
2020年10月25日 イベント、講座・サークル、会員向け情報（書籍紹介）を更新いたしました。
   
2020年09月29日  　ハンガリー友好協会の皆様、ハンガリーに関心を持ってくださるたくさんの皆様、お待たせしました！
　2020年秋より、ハンガリー友好協会のホームページを更新いたしました。
　少しずつですが、すべてのページを更新していきますので、皆様のご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
　2020年1月から広がったコロナ・パンデミックは現在、世界で3300万人感染、100万人を超える死者を出し、毎日30万人の感染で増加しています。2020.9．27日現在、日本は8万人感染を超え、死者1532人、ハンガリーは、23000人感染、死者730人となっています。
　亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りします。とともに、早期の回復、ワクチンの発明を期待します。
　ハンガリーと日本が、一日も早くこれまでの様に行き来しあえる関係に戻ることを願っております。

友好協会行事

日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念　2019年2月14日

　

　

　　
　
日本ハンガリー外交関係開設１５０周年記念
Event Schedule
　
2019 event schedule.pdf へのリンク

2019年は　日本とハンガリーが外交関係を開設して１５０周年になる記念年で多くの行事が開催されました。
上記のevent schedule をクリックして、ご覧下さい。

 
 
 

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美しい写真は田崎龍一さん、ドナウフォトクラブより提供いただきました、心より感謝いたします。